株式会社コックス

関野 佐和子

総合企画室 2017年入社

“大きなスケールでクリエーションを”
学生時代からの想いが、
仕事の一歩として始まりました。

“勉強してきた造形を活かしたい”
学生の頃から活動していました。

高校生から服飾の造形を学んでいました。大学も服飾の造形学部にいて、オートクチュールを専攻していました。
大学生の頃、洋服は、数を作ったほうが勉強になると思い、そのきっかけをつくるためにと「ユニドル」という大学生対抗の日本一アイドル決定戦に自分たちが作成した衣装で出ました。そこで目に留めてもらって、衣装のオーダーを貰うようになりました。
その後、アイドルの衣装デザインコンペに合格して、シングルCD用の衣装を作らせていただくことになりました。デザイン・採寸から縫製までを一環して担当して、すごくやりがいがありましたね。自分が衣装を担当したCDが、オリコンシングルで2位を取ったと知った時、とても嬉しかったです。学生時代の1つの目標を達成した感じはありました。継続してそういった活動をしていく中で、作成の前段階も好きだったので、ずっとこのまま「衣装作成」というよりは、“企画に携わりたいな”という新しい未来の目標が見えてきました。

「いいじゃない、やってみたら?」が入社の決め手でした。

そうして就職活動を開始する頃には造形の経験を活かしてブランドをつくりたい。という思いが固まりました。「周りの方々に刺激をもらいながらもっと大きなスケールでクリエーションをしたい。」その想いと自分のこれまでのポートフォリオを持って、就活中は沢山の企業の説明会に行きました。

コックスの説明会では、社内研修などステップアップの制度が充実していること、その研修に1年目から参加することが出来るという説明を聞けました。若年次でもやりたいことにチャレンジできる環境があるのなら、早い時期から自分のやりたいことにどんどん挑戦してみたい。そう思って面接に行き、自分の経歴とやりたい事を話すと「いいじゃない、やってみたら?」という言葉を頂きました。実際にそこまでを言い切っていただけたのはコックスが始めてだったので、入社の意思を固めました。

「自分のペースで楽しみながら」を教えて頂いたFAのお仕事

全国転勤で、ファッションアドバイザーの経験をする事。それまで造形一本で勉強をしてきた私にとって、どちらも全く新しい世界でした。
ずっと実家に居たので、「一人暮らし出来るきっかけになればいいな。」という思いもあったので、不安というよりは前向きな気持ちでしたね。

自分自身について、それほどコミュニケーション能力が高いとは思ってはいなかったので、ファッションアドバイザーの仕事に就くという事は正直に言うと不安でした。
自分が買いものに行く時も、お店の方が詰め寄ってくる感じ、は苦手だったんです。
ですが、配属された店舗で、自分の偏ったイメージが払拭されました。
上司である店長や、他のスタッフの方も「自分のペースで、楽しみながら」という接客を教えてくださって。着実にお客さまとの関わりを積み重ねることができました。
服飾の学校出身なので、アパレルに就職した様々な話を友人からも聞きますが、私は恵まれた自分に適した環境に配属して頂いたんだなあと思います。

目標に向けた研修と、目標実現のチャンス

店舗での仕事は楽しいものでしたが、企画に携わりたいという入社前からの目標はいつも傍らにありました。1年目から手を挙げて、MD候補者研修を受けていました。
課題提出などもありましたが、お店で学んだ事を活かせましたし、業務との両立も問題なく出来ました。その際に、兼ねてから自分が暖めていた企画を発表し、候補者研修は「合格」という形で終わりました。

ある日、「あのとき発表した企画を本社で実現させてみないか。」という御声かけを頂き、本社の総合企画室に配属になりました。入社2年目のことです。入社前から目標にしていた新規事業の立ち上げについてこんなに早く機会を頂けるとは思っておらず、嬉しさと驚きで一杯でした。

新しい始まり中で見えてきた苦手な事も、克服していきたい。

本社での日常は、小さな事も学びの連続です。「ビジネスパーソンのいろは」を毎日学ばせていただいているところですね。何かを質問した際、皆さん時間が掛かっても、わかるまで教えてくださるので、とても成長できる環境にいるなと実感しています。肩に力が入る事もありますが、皆さんとてもフランクに話しかけてくださったり、気にかけてくださったり。社長までもが気さくに声をかけて下さるので、最初の頃はびっくりしました。

本社に配属されて開始した新規事業の立ち上げ業務ですが、正直、山あり谷ありです。
企画が行き詰ってしまい、考えても答えが見つからなかったり、先入観が取り払えなかったりする時もあります。
新しい事を考えるのは楽しいのですが、売れなかったらどうしよう、間違っていたらどうしようという不安も常にあります。正しい手順やマニュアルがあるわけではないので行き詰ってしまった時、なかなか考え方や気持ちを切り替えられず悔しいと思うこともあります。仕事をしていく中で足りない部分、苦手な分野も、あからさまに見えてきました。
今の私のそれは「数字」ですね。苦手を克服していくために本を読んだり、社内の通信教育制度を利用しはじめました。

休日は、地元が近いので、小学校・中学校の同級生と遊びに行ったり、家族と大好物の生牡蠣を食べに行ったりします。とてもリラックスする時間です。
少し長めの連休には遠出して遠方の同期の家に泊まりに行くこともあります。
近況を報告しあって、また明日から頑張ろう、って思いますね。

思い描いてきたこと、大きなスケールで実現させていきます

今私は、沢山の方のご協力をいただいています。周りの方の協力があるという事は当たり前のものでは無いのでとても感謝していますし、企画を聞いた人に「面白いね」「いいね」と言ってもらえるのは、言葉にできないくらい嬉しい瞬間です。
目標は、今の企画を実現させること。そしてその企画を大きく成長させて新しいコックスの主要ブランドにすることです。学生時代に思い描いた、「大きなスケールでのクリエーション。」私らしく実現させたいと思っています。

1日の流れ

5:30
起床
少し早めに起きて朝ごはんを食べたり、新聞を読んだりまったり過ごします。
9:30
出社
メールチェックなどルーティンを一通り。
10:30
業務
打ち合わせの会場準備や議事録等の資料作成など。
12:00
昼食
13:00
業務
社内の担当者とミーティング。商品企画やWEBサイトなどわからないことは社内の専門家に助けてもらいます。
18:00
退社
19:00
帰宅 夕食
映画鑑賞をしたりして過ごしています。
23:00
就寝